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【図で解説!】高齢者の施設の種類



 本人に合った入居施設を選ぶための、5つのポイントを解説しました。自立の度合い、利用料、認知症や持病にかかる医療処置など、今までの暮らしを保てる施設の選び方を説明します。

〇1.要介護か自立かで、選ぶ施設が違う


 まず、介護が必要かそうでないかで、選ぶ施設が違います。要介護の方は、その施設のスタッフが必要に応じて生活全般の家事や介護などのサービスを提供してくれる施設を選ぶ必要があります。また、家事や自分の身の回りのことを自分でできる方は、スタッフによる建物の管理や見守り・安全確認、食事提供などを必要に応じて受ける施設を選ぶ必要があります。





〇2.月々の利用料によって選ぶ施設が違う


 入居の初期費用や月額費用で施設選びは大きく左右されます。まず、月額費用ですが、光熱費、室料、食費等、住居にかかる費用介護や生活サポートにかかる費用に大きく分かれます。

 介護にかかる費用は、介護保険制度を利用している場合、入居する本人の世帯収入と介護度に合わせて1割から3割の支払いが必要です。自立されている方の生活サポートについては、各運営法人によって価格が設定されています。

 一般的に、社会福祉法人や市区町村が運営する公的施設は入居費用が安価に抑えられます。初期費用はなく、収入によって市区町村の助成が受けられます。助成も合わせてだいたいの入居費用は6万円から15万円です。大部屋か一人部屋で室料が変わってきます。

 また、株式会社等等が運営する民間施設は、入居の初期費用と月額費用がかかることが多いです。入居費用は数千万円から数十万円と差があります。月額費用は自立のシニア向けの施設ですと5万円から25万円。要介護のシニア向けの施設ですと、15万円から35万円です。

〇3.認知症や持病の医療処置で選ぶ施設が違う


 認知症の受け入れが可能な施設で、最近話題に上がるのが「グループホーム」です。変化が大きなストレスになる認知症の方向けに、5人から9人のグループ単位で生活します、担当職員もそのグループを主に担当し、リビングやキッチンのある家庭的な雰囲気のなかで日常を送ることができます。

 公的な施設ですと「特別養護老人ホーム」、「介護老人保健施設」で受け入れをしています。

 また民間の施設ですと「介護付き有料老人ホーム」で入居が可能です。軽度の認知症の場合、「住宅型有料老人ホーム」「サービス付き高齢者住宅」でも受け入れをしていることがあります。検討している施設に問い合わせてみましょう。

 糖尿病の血糖値測定インスリン注射など、日常的に医療行為が必要な場合は入居できる施設が限られてきます。ケアマネジャーさんかかりつけの主治医や看護師さんへの相談をしてみましょう。

〇4.施設選びのポイント


 施設を探すときのポイントは4つあります。「費用」、「サービス内容」、「周辺環境」、「特色」です。入居する人の必須条件これだけは嫌という条件を洗い出すことで、どんな地域でどんな施設を選ぶべきかある程度絞ることができます。

 また、自立したシニアの方が施設を探す場合は、体の状況が変わっても長く住み続けられる施設なのか、住み替えも考える必要がある施設なのかによっても、必要なサービスと資金計画が変わってきます。この2点も考慮に入れて施設選びをしていきましょう。

〇5.5.資料請求と電話での見学予約からはじめよう


 公的施設なら役所民間施設ならホームページで絞り込むことができます。実際に見学してみたいと感じた施設にはぜひ直接電話をしてみてください。事務所は施設の鏡です。電話の受け答えや担当者の説明を実際に聞くと、施設によって印象の違いが出てきます。

 予約なしの飛び込み見学は、職員対応が難しいことがほとんどです。必ず事前に予約をしてから訪問・見学をしましょう。実際の施設見学では、立地やサービス内容、清掃が行き届いているか、職員の対応や表情はよいかなど、入居するご本人にとって、長く住み続けるにあたって住み心地のよい施設か見ていってください。
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